今年は一日前からおじゃまして、準備も取材させていただきました。
各ご家庭からおあずかりする大事な子供たち。
今年も子供達の真剣な顔、楽しい顔をみれるのを楽しみに、
みんなを迎える準備に追われていました。

みんなの着る着物、寝る布団、名札や食事のお皿…
数え出したらきりがない程、1泊2日の間のみんなの身の回りのものを揃えて、準備して下さいました。

改めて、毎年、ほんとうにありがとうござます。
いよいよ着物に着替えて、寺子屋修行のはじまりです。男の子はりりしくかっこいいです。女の子もばっちり似合ってますね。

自分のことは自分でします!

今年も光明寺にて、子供達の
寺子屋修行が開催されました。
今年のテーマは
仏さまのやさしさと、きびしさ
に包まれたお寺で修行生活を
して、人間らしく「おもいやり」
のある人になるよう努める。

入門式では『十善戒』をとなえ、
仏の道への清い心を確認しました。

わたしたちは、今 ほとけなり。
悪口をいわず、人をけなしません。

わたしたちは 今 ほとけなり。
欲張る気持ちをがまんして、
与えることを惜しみません。

…など、普段の当たり前のことですが、
実際守れているかなぁと
どきっとしてしまう、『十善戒』です。
子供達にはぜひ。覚えていてほしいこと
ばかりでした。
わたしたちは、今 ほとけなり。
何事にも感謝とおもいやりの
気持ちでつとめます。
生あるものは、その生命を終えると、六道に輪廻します。
『六道』とは、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上。

今年は『六道への誘い』という話もあり、
本堂には『六道』の掛け軸がかかり、子供達も真剣に話を聞いていました。
大きなテーマにより深い意味をもたせるお話でした。
各班ごとに、どんな班にしていこうか…などを話し合い、『おもいやりのもてる班』『みんなが仲良しな班』
など、相談して決めていました。それぞれのがんばりたいことも
考え、自己紹介で発表していきました。
ちょっと恥ずかしがりながら、でもしっかり発表していました。
昔、インドのお釈迦様は、木の実で作ったお念珠を
手に取り、争いを沈めるためありがたい念仏を唱えていたとされています。

ひとつひとつの玉を1本の糸で結ぶ…私達も一緒で、一人一人だとバラバラで、
それぞれは違うけど、思いをひとつにすれば、大きな輪になり、ひとつの和になる。

お念珠はそんなことも考えさせられる、仏門にはなくてはならないものです。
子供達は思い思いの好きな玉を取り、ひとつずつ、丁寧に糸に通し、それぞれのかわいらしいお念珠が完成しました。

カラフルな色合いのものを選ぶ子、自分に似合うものを作る子、様々でとてもおもしろかったです。
自分で作ったオリジナルの数珠ですから、きっと大切にすることでしょう。
恵正先生のお話には、いつもえらく感銘を受けます。
今年の寺子屋のテーマでもある、人間らしく『おもいやりのある人に』を題材に、『見守られているよろこび』を演題にお話していただきました。

入門式でのお話にもあった六道にも触れ、私達は日々、六道の心を持って生きていて、時の餓鬼の気持ちを抱いたり、ひどく卑しい気持ちになる時もある。だけど、その心を受け入れ、ゆるしてくれるやさしさに出会う時もある。そんな時、私達は救われたと感じ、心も軽くなります。

そんな、『許す』ということが『見守られている』と感じる瞬間で、どれほど私たちを救ってくれているのか。よろこびでもあります。

入門式に唱えた10の約束を守り、おつとめすることで目には見えない仏様が守ってくださっている、そんなあたたかさを感じるように思います。10の約束は、子供達の未来をあたたかく見守っていてくれているのではないかと思いました。
実体験を交えた、わかりやすいお話で、子供達のきれいな目もキラキラしていて、聞き入っているのを感じました。

5分間の座禅を行いました。
子供達には長く感じたでしょうか。心を落ち着かせ、目を閉じ、何を思うのでしょう。

シーンをした境内には、蝉の鳴き声が響き渡ります。
思い思いの場所で、お寺にしかないものを絵に描いていきました。
先生のお話の影響か、六道の掛け軸の前が一番人気でした。
休憩時間にはみんなで走って元気良く遊んでいました。新しいお友達もできたかな?
レクレーションでは紙芝居や
手遊び、からだを使った遊びで、楽しい時を過ごしました。
1日一緒に過ごした仲間と輪になり、コミュニケーションを楽しみました。
みんないい顔してました。
今年も晩ご飯はお肉を
使わない『精進カレー』。
季節のお野菜たっぷりで、心もからだもほっかほかになる、おいしい夕食です。
みんなで食べるとよりおいしいですね。
一日とってもよくがんばりました。
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